BODYPUMPマーロンプレイリスト感想
BP137の新曲シーズンも終わり、徐々に夏の暑さも和らぎつつあるなか、先日参加したクラスにてマーロンプレイリストを体験しました。
マーロンプレイリストというのは、レズミルズのインストラクターでおなじみのマーロン氏が、2026年8月13日に自身のインスタグラムにて「楽しく死ねるプレイリスト」と紹介していたバックナンバーです。
私は2025年12月6日のレズミルズライブで初めて生のマーロン氏を見たのですが、それはもう筋骨隆々で、とても鍛え上げられた肉体でした。
そんなマーロン氏が楽しく死ねると評するプレイリスト。いったいどれほどのものなのか実際に60分クラスで体験しましたので、感想を書いていきます。
マーロンプレイリスト
- アップ:BP132
- スクワット:BP128
- チェスト:BP121
- バック:BP133
- トライセプス:BP133
- バイセプス:BP122
- ランジ:BP130
- ショルダー:BP127
- トライバイ:BP122
- ランショル:BP126
アップ
BP132の「Shiver」です。
この曲の注目ポイントはラストに行うヒップブリッジとチェストプレスでしょう。
ヒップブリッジをしながらチェストプレスのツーツー4回と、ヒップブリッジで上げた状態を固定してチェストプレスのシングル8回を行います。
BP132のトライセプスではヒップブリッジしながらトライセプスエクステンションする新コリオが登場したので、その導入としてアップに似たようなコリオを入れたと思われます。
アップなので強度自体が高いということはありませんが、普段やらない珍しいコリオが印象的な曲です。
スクワット
BP128の「Dynamite (Dr Phunk Remix)」です。
3セット構成で、ミッド→ワイド→ワイダーとスタンスを変更する、お馴染みの構成です。
1セット目はシングル16回だけと緩めですが、2セット目と3セット目はシングル16回の後、ペースダウンのスーパースロー2回からペースアップのトリプルパルス8回と高強度になっています。
セット間のリカバリーが8カウント(ツーツー1回分)と短く、スタンスを変更したらすぐに次のセットが始まるのも強度を高めているポイントでしょう。
そして3セット全てに登場するポーズスクワットが珍しい曲でもあります。落ち着いた曲調とポーズスクワットのコリオがマッチしていますよね。
スクワットは強度のバラつきが激しい印象がありますが、この曲は平均的な強度でバランス良いと思います。
BP129ほど高回数ではなく、BP124ほど高速ではなく、かといってBP121やBP137ほど緩くなく、といった塩梅です。
チェスト
BP121の「Anita」です。
鼻歌を歌いたくなるようなラテン調の曲です。何度も繰り返されるあのフレーズは”She made my heart go.”と言っているようです。
コリオは主に2種類で、バーベルのチェストプレスと自重のウォーキングプッシュアップ。
ウォーキングプッシュアップのパートは、他のプッシュアップの曲より強度は控えめな印象です。
というのも、プッシュアップは連続するとキツいですが、この曲はプッシュアップの後に毎回ウォーキングが入るおかげで連続のプッシュアップはほとんどありません。
しかし、それを補うかのように待ち構えているのがチェストプレスの高強度コンビネーション。シングル4回とパルス7回をノンストップで交互に4周繰り返し、いつの間にか大胸筋がパンパンになります。
ちなみに、BP121と同シーズンのボディステップ127にも同曲が採用されており、そちらは片手でバーピーを繰り返すコリオでしたね。
バック
BP133の「SMACK TALK」です。
2セット構成で、1セット目はクリーンプレスとデッドローを交互にする常連のコンビネーションを8回行い、最後にワイドグリップに持ち替えてトリプルデッドロー4回で締めです。
2セット目はクリーンプレス8回→トリプルデッドロー4回→クリーンプレス8回→ワイドグリップトリプルデッドロー4回がノンストップで続くタフな内容で、心拍数が爆上がりすること間違いなし。
曲が終わる頃にはバーを握る体力が残っておらず、トリプルデッドローが終わると同時にバーを床に置きました。
この曲に限らず、BP121のバックやBP130のランショルなど、ISOxoの曲は高強度なコリオが多い気がします。
それだけボディパンプと相性がいい曲調なのかもしれません。
トライセプス
BP133の「It’s ok I’m ok」です。
同じセットを2回繰り返す構成で、セットの中身もキックバックとオーバーヘッドエクステンションのみというシンプルなコリオです。強度は普通くらいでしょうか。
オーバーヘッドエクステンションの時間が長いので、三頭筋はもちろんですが肩もキツくなってきます。特に直前のバックでクリーンプレスを繰り返し、肩にダメージが溜まっていますしね。
BP133リリース当時の状況を思い出すと、それまでのトライセプスでは新コリオの導入が連続していたことが印象的です。
BP130では逆プルオーバー、BP131ではヘイロー、BP132ではヒップブリッジしながらのトライセプスエクステンション、毎リリースで新コリオが登場しています。
それだけに、BP133の昔ながらというか、慣れ親しんだコリオのみで構成されたシンプルな曲が選曲されたのは少し意外でした。
バイセプス
BP122の「HUMBLE. (SKRILLEX REMIX)」です。
プリーチャーカールが初登場した曲ですね。
普段のアームカールでは肘の位置を固定しながらカールしますが、プリーチャーカールだと固定が難しくなります。
初めてプリーチャーカールをやった時は、まさかヒップヒンジするだけでこんなに難易度が上がるとは思っていませんでした。
この曲の高強度ポイントは、2セット目と3セット目のシングル8回→ミッドレンジトリプルパルス4回→トリプルプリーチャーカール4回がノンストップで続くパートでしょう。腕が燃えるような感覚です。
さらにセット間のリカバリーもないため、3セット目は終始腕プルプルです。
BP122で初登場したプリーチャーカールが好評だったのか、BP123, BP124, BP125と1年間プリーチャーカールが登場し続けたのはいまだに覚えています。
ランジ
BP130の「SPEAK up! (ISOxo Remix)」です。
3セット構成で、1セット目はスクワットとバックランジを繰り返す、いわば前座のような内容。
本番は2セット目と3セット目の後半にある、ボトムポジションから始まるランジでしょう。
前半はいつも通りトップポジションからランジを行います。しかし、途中にあるスーパースローがトップポジションからボトムポジションに下がるだけの片道。そして後半はボトムポジションからのランジに切り替わります。
ボトムポジションからのランジでは、ハーフポジションまでのシングル8回と、トップポジションまで戻るツーツー4回を繰り返します。
やっていることはボトムハーフ8回とツーツー4回なので、字面だけ見るとそこまでキツくなさそうに思えますが、実際はかなり高強度に感じました。それだけボトムポジションから始めるのは強度に影響するのでしょう。
ショルダー
BP127の「JSYK」です。
3セット構成で、1セット目はバーベルでアップライトロー、ショルダープレス、プッシュプレスとお馴染みの内容。
2セット目と3セット目は同じ内容で、まずはプレートを持ってツーツーのペースでYレイズ→Tレイズ→Aレイズ→Tレイズを4周してからバーベルに移ります。
バーベルでの最初のコンビネーションはショルダープレスのシングル4回とツーツー2回。その後はプッシュプレスのシングル4回とショルダープレスのツーツー2回に変わります。
このコンビネーションはショルダープレスのツーツーがキツすぎます。肩が限界で早くバーベルを下ろしたくなり、ツーツーのカウントを守れないです。
最後はワイドグリップでのトリプルデッドローを4回して終了です。
本来ならバックで行うトリプルデッドローがショルダーに入っているのが奇妙ですが、おそらくBP127のバックでデッドローをやらないことの補填だと思います。
BP127のバックは珍しくデッドロー動作が登場しないコリオでした。その分クリーンプレスとパワープレスの回数が多く、それはそれでキツかった記憶があります。
ちなみに、BP128のバックではデッドロー系の動作をたくさんやりますが、BP128のショルダーでもデッドローは登場しましたね。なぜでしょうか。
コア
コアはマーロンプレイリストでは紹介されていませんでしたが、ショルダーからの引き続きでBP127の「Guerrilla」をやりました。
メインとなる種目はクロスクロールで、サイドホバー系の種目も登場し、腹斜筋をメインターゲットにしていると思われる曲です。
腹直筋の種目はパイクコンビネーションという珍しいコリオが少しだけ登場し、プレートを持ってV字クランチのような体勢を作ります。
種目がこまめに入れ替わるので、多方面から徐々に腹筋を追い込めるのが良いですね。
全体を通しての感想
マーロン氏が「楽しく死ねるプレイリスト」と評するプレイリストを体験しましたが、確かに楽しめるポイントと死ねるポイントがどちらもちょうどよくミックスされているバックナンバーだと感じました。
私が感じた楽しめるポイントは主に2点で、珍しいコリオと曲調の変化です。
珍しいコリオについては上記の各トラックのパートで述べましたが、ウォーキングプッシュアップ、プリーチャーカール、ボトムポジションからのランジなど、あまり登場しないコリオが目白押しです。
曲調の変化も楽しめました。スクワットの落ち着いたEDM→チェストの陽気なラテン→バックの重々しいトラップ、のように、曲のジャンルが次々と変わっていくことで耳も楽しめるのがBODYPUMPの良さの一つだと思います。
死ねるポイントとしては、単純に高強度な曲が多く選ばれていることでしょう。
曲単体で一番キツく感じたのはバイセプスです。次いでキツかったのはバック、ランジでしょうか。これらは普段の曲よりも確実にキツいと思います。
曲横断でキツかったのはショルダーです。バックの連続クリーンプレス、トライセプスの長尺オーバーヘッドエクステンションでダメージが蓄積しているところに、ショルダーのバーベルコンビネーションでとどめを刺されました。
ただし、とにかく高強度な曲を選んだわけではないと思います。例えばBP129のスクワット、BP118のトライセプス、BP131のランジなど、驚異的にキツかった曲は選ばれていません。
高強度に寄せすぎると「死ぬ」要素に偏ってしまうので、「楽しむ」バランスを取るために、明らかに強度が抜きん出ている曲は選ばなかったのでしょう。
ちょうど良い塩梅だったのか、実際に私は「楽しむ」要素も「死ぬ」要素も味わえました。
このページを書いているのはマーロンプレイリストをやった翌日なのですが、全身の疲労感が残っていますし、上腕二頭筋の筋肉痛がかなりあります。
恐るべしマーロンプレイリスト。
そして何より、このプレイリストをやっているマーロン氏のインスタグラムに映っている重量に驚きです。チェストプレスがバーベル片側15kgという、とんでもない重量でやっています。
恐るべしマーロン氏。
さて、それでは次の新曲であるBP138に向けて、引き続きバックナンバーを楽しんでいきましょう。