ソフトダーツプレイヤー向けスティールダーツ入門
日本でダーツといえばソフトダーツの方がポピュラーです。
そのため、多くの人はソフトダーツからダーツの世界に入り、ある程度ソフトダーツが上達した頃にスティールダーツに興味を持つのではないでしょうか。
実際に私も、ソフトダーツを11年プレイしてから、スティールダーツに移りました。
そこで、このページではソフトダーツプレイヤーに向けて、スティールダーツとソフトダーツの違いを道具編、ルール編、発声編にわけて紹介します。
「スティールダーツも始めてみたい」という人や、「スティールダーツのリーグ戦の助っ人を頼まれてしまった」という人でも、このページを見れば、スティールダーツに必要な最低限の準備ができます。
スティールダーツならではの道具
バレルが変わる
ソフトダーツではソフトダーツ用のバレルを使いますが、スティールダーツではソフトダーツ用のバレルを使うのも良し、スティールダーツ用のバレルを使うのも良しです。
具体的には以下2通りのスタイルがあります。
- スティールダーツ用のバレルを使う
- ソフトダーツ用のバレルにコンバージョンポイントをつけて使う
どちらでも問題ないですが、継続的にスティールダーツをプレイするつもりであれば、スティールダーツ用のバレルを購入するのが良いと思います。
チップがポイントに変わる
ソフトダーツでは予備のチップを用意しておくのが一般的ですが、スティールダーツの先っちょであるポイントの予備は用意せずとも問題ありません。
その代わり、ポイントの表面をざらざらにするためのヤスリ系の道具があると便利です。
新品のポイントなど表面がつるつるだとボードに刺さってもスルッと抜け落ちてしまう場合があるので、それを防ぐためにざらざらにします。
ポイント専用のヤスリを購入するのも良いですが、私のオススメは布ヤスリの#320か#400です。
ホームセンターに行けば100-200円くらいでA4サイズの布ヤスリが購入できるので、それを一辺3cmくらいの正方形に切り取ると使いやすいです。
スティールダーツならではのルール
先攻後攻はミドルで決める
ソフトダーツではコークを行い先攻後攻を決めますが、スティールダーツではミドルで先攻後攻を決めます。
ミドルはコークと同じように1本だけブルに向かって投げますが、刺さった場所に応じてインブル、アウターブル、ブル外しの3パターンに分けられます。
インブル同士なら、ド真ん中とキワキワでもアゲインになりますし、アウターブル同士なら、これも中心からの近さは関係なくアゲインになります。
ブル外し同士であれば、コークと同じように中心に近いほうが先攻になります。
ダブルアウトが基本
ソフトダーツではゼロワンを始める前にオープンアウトかマスターアウトか決めますが、スティールダーツは基本的にダブルアウトです。
したがって、事前にアウトのルールを決めることはありません。
逆にインの方はオープンインの場合もダブルインの場合もあるので、試合前に相談すると良いでしょう。
スティールダーツならではの発声
ダーツ3本投げ終わった時
ソフトダーツでは3本投げ終わったらダーツを抜いて良いですが、スティールダーツでは3本投げ終わったら、ダーツを抜く前に3本の合計点数を発声します。
3本の合計点数は暗算するしかありません。
この暗算は慣れるまで難しいですが、時間がかかっても落ち着いて計算して、正しい数字を発声することが大切です。
計算が遅いのを恥ずかしがって、雑に計算し誤った数字を発声する方がよっぽど問題なので気をつけましょう。
余談ですが、スティールダーツに慣れてくると3本の合計点数が自然と分かるようになります。
これは暗算が早くなったのではなく、パターンを覚えただけです。
S20→T19→S19と入った場合、20+57+19=96と計算しているのではなく、S20, T19, S19の組み合わせは96点だと知っているのです。
ポケモンをやっている人が108, 130, 95, 80, 85, 102という数字を見たら、計算せずとも合計600だと分かるのと同じ現象です。
刺さった場所を確認する時
ソフトダーツではどこに刺さったか(どこのセンサーが反応したか)画面を見れば分かりますが、スティールダーツでは近くまで行って確認しないと分からない場合があります。
そういう場合は「チェック」と発声することで、ボードの近くまで行って確認できます。
確認した後は、どこに刺さっていたかも発声しましょう。T20に刺さっていたのであれば「60」や「20トリプル」と発声します。
アウト成功した時
ソフトダーツではアウト成功したらダーツを抜いて帰ってきますが、スティールダーツではアウト成功したら、ダーツを抜く前に何本目のダーツでアウトしたのかを発声します。
1本目でアウトしたなら「1本目」と発声してからダーツを抜いて帰ってきましょう。
まとめ
このページで紹介したポイントを押さえておけば、ソフトダーツプレイヤーがスティールダーツを始める準備は完了です。
アレンジやスタッキングなど、スティールダーツの醍醐味の部分はプレイしながら徐々に身についていくと思います。
ソフトダーツにはないスティールダーツならではの醍醐味を味わうためにも、まずはスティールダーツを投げてみてはいかがでしょうか。