ボディパンプ

BODYPUMP138感想

コウヤ

最近の東京はずっと雨が続いていたのですが、8月27日から10月2日まで37日間連続降水という過去最長記録を叩き出していたようです。

そんな梅雨より長い雨シーズンが終わると、入れ替わるようにBP138の新曲シーズンが到来しました。

レッスンに参加してきましたので、さっそく感想を書きます。

アップ

曲は「Destiny」です。

アップはいつも3セット構成ですが、今回は珍しく4セット構成です。

1セット目はデッドリフト、デッドローといつも通りバック種目からスタート。

2セット目はアップライトロー、クリーンプレス、スクワットです。

3セット目は2セット目と同じ流れで、スクワットがランジに変わります。

4セット目はプレートのみで、リアデルトフライ、サイドレイズ、アップライトロー、ショルダープレスとショルダー種目だけのセットです。

プレートでのショルダー種目はこれまでもアップに登場することはありましたが、1セット丸ごとショルダー種目だけは珍しいですね。

ショルダーがキツいから準備しておく意図なのでしょうか。逆にショルダーが緩いからアップで補填しておく意図なのでしょうか。

その真相は終盤のショルダーまで分からないドキドキ感を持ちつつ、アップが終わります。

スクワット

曲は「Silence (John Summit Remix)」です。

2セット構成で、1セット目はワイドスタンスで始まります。

序盤は2/2や4/4で温めて、メインパートは3パルス→1/3のコンビネーションx4→1/1×16→2/2×8と追い込みます。

BP120のスクワットと似たコリオです。あちらは2ボトムハーフ→1/3のコンビネーションx4→8ボトムハーフx2→2/2×4でした。

セット間のリカバリーはなく2セット目もワイドスタンスで始まりますが、2セット目序盤にある音楽がフェードアウトする16カウントでワイダースタンスに移行します。

2セット目のメインパートは3パルス→1/3のコンビネーションx4→1/1×16で、1セット目にあった2/2×8はやらずに終了です。

体感のキツさはBP137のスクワットと同じくらいで、他のスクワットに比べると緩いです。

ミッドスタンスのパートがないですし、BPMもゆっくりですし、普段より重たいバーベルにチャレンジする良い機会だと思います。

原曲は1997年と古い曲ですが、このリミックスは2025年リリースと、28年の時を経てリミックスされた曲のようです。何度も繰り返される”in this white wave”のフレーズが印象に残ります。

ちなみに、原曲が2001年のボディパンプ41のランジで、リミックスが2013年のボディコンバット56で採用されています。

チェスト

曲は「Are You Gonna Be My Girl」です。

4セット構成で、前半3セットがバーベルでチェストプレス、ラスト1セットがプッシュアップです。

BPMが超高速なトラックで、このトラックの4/4が他のトラックの2/2くらいに感じます。

また、1/3/4という珍しいカウントが登場します。1/1/2の亜種です。

メインパートはスローシングル(8カウント使うシングル)x10と回数こそ少ないものの、3セット分あるのでスローシングルだけで合計30回レップあります。

スローシングルのカウントの取り方が分かりませんが、おそらく1/1/1/1でダウン→ホールド→アップ→ホールドだと思います。

4セット目のプッシュアップパートは4/4×4とスローシングルx12のみとシンプルな構成。

チェストプレス中のリカバリーはセット間に8-16カウント程度のポーズがあるのみで、バーベルを置く時間はありません。

チェストプレスからプッシュアップに移行するタイミングがリカバリーになります。

BP137のチェストはかなり緩めでしたが、普段通りのキツさに戻った感じがします。

この曲も古い曲で、2009年のボディジャム48でも登場しています。

バック

曲は「Deep Clear Water」です。

3セット構成で、バーベルのみ使用です。

1セット目はデッドリフトとデッドローで温めてから、メインパートはクリーンプレスx8で終了します。

2セット目と3セット目は同じコリオで、メインパートはクリーンプレスx1→デッドローx1のコンビネーションx8というシンプルな構成。

シンプルなコリオ、ワイドグリップなし、トリプルデッドローなし、パワープレスなしと、今回のバックはオーソドックスかつシンプルです。

それを重量で補う意図なのか、セット間でプレート追加のオプションが用意されています。キツいパートがないので素直に重量アップするのが良いでしょう。

1つ前のシーズンのボディバランス112でも採用されている曲です。落ち着いた曲調なのでパンプよりバランスに合っている感じがします。

トライセプス

曲は「Lose My Breath」です。

5セット構成で、オーバーヘッドエクステンション→キックバック→ディップス→キックバック→ディップスと移行していきます。

1セット目のオーバーヘッドエクステンションはすぐ終わってしまうので、メインの種目はキックバックとディップスです。

キックバックのメインパートは1/1×16→1/1/2×4、ディップスのメインパートは1/1×8→1/1/2×4と、1/1でダメージを蓄積した後の1/1/2が効くコリオになっています。

各セット間に16カウントのリカバリーがあるので、種目の切り替えは焦らずとも大丈夫です。

バイセプス

曲は「Okay Okay」です。

4セット構成で、バーベルでアームカールをやり続けます。

メインパートのコンビネーションは2種類あり、1, 3セット目は1/1×2→2ミッドレンジパルスのコンビネーションを4回、2, 4セット目は1/1×2→3ミッドレンジパルスのコンビネーション4回です。

リカバリーが2セット目と3セット目の間の8カウントしかないので、後半になるにつれてどんどん腕がキツくなってきます。

私は3セット目まではノンストップで踏ん張れましたが、4セット目の序盤でリカバリーを入れないと耐えられませんでした。

リカバリーがほぼ無くバイセプスローも登場しないところから、高強度なトラックに仕上げようという意図を感じます。

ランジ

曲は「Nice Flow」です。

3セット構成で、バーベルを担いでのランジです。

1セット目はスクワットと両足交互のバックステップランジを行い、2セット目と3セット目は片足ずつランジします。

メインパートは3パルスx12という、ランジにありがちなパルスのラッシュが今回もやってきました。

逆に言えばキツいのはパルスだけなので、どれだけ深い位置でパルスするかによってトラック全体の強度が大きく変わります。

追い込みたい人はキツくても深い位置をキープしなければなりません。精神力が試されます。

BPMはかなりゆっくりで、スローテンポでひたすらパルスするBP123のランジと似たような印象です。

そういえば、バーベルでのランジはBP134以来の久しぶりの登場です。BP135はプレートを片手で体の前に構えるフロントラック、BP136, BP137はプレートを両手で持つファーマーズキャリーでした。

この曲は2019年のボディコンバット81でも採用されているようです。

ショルダー

曲は「Bubbling Nation」です。

4セット構成で、1セット目と4セット目は短く、2セット目と3セット目が長めです。

1セット目はプッシュアップからスタート。4/4×4→2/2×4→1/1×8と計16レップのみです。

2セット目はプレートに持ち替えてリアデルトフライ1/3で肩を温めてから、サイドレイズ1/1で追い込みます。

サイドレイズ1/1×16のうち後半8レップは腕を伸ばしてのサイドレイズです。

3セット目はバーベルのショルダープレスからまたプレートでのサイドレイズで、同じく後半は腕を伸ばします。

4セット目はバーベルのショルダープレス、プッシュプレスで肩を追い込んで終了です。

バーベルのパートは珍しくアップライトローが登場せず、全てショルダープレスです。

普段よりショルダープレスの回数が多く、その分キツいトラックになっています。

腕を伸ばしてのサイドレイズはBP132以来でしょうか。

セット間のリカバリーが32カウントあり、バーベルとプレートの持ち替えを焦らなくて済むのが救済ポイントです。

コア

曲は「BODY BODY」です。

メイン種目はシュートアウトとヒップブリッジで、どちらもプレート1枚を使います。

ヒップブリッジはお尻の上げ下げだけでなく、上げた状態で固定して片足ずつ前後に動かす動作も行います。

途中でクランチが少しだけ、最後にクロスクロールが少しだけ入ります。

BP137のコアはサイドホバー系の種目が多く腹斜筋に重点をおいたコリオだったからか、今回は腹直筋に効く種目が多くなっています。

トライバイ

曲は「Talk Of The Town」です。

5セット構成です。

1セット目はプレートでオーバーヘッドエクステンションです。メインパートは1/1×16→1/3×4です。

2セット目はバーベルでアームカールです。こちらのメインパートは1/1×16。

3セット目はトライセプスプッシュアップです。1/1×8→3パルスx4で追い込みます。この3パルスがこのトラックで一番キツいパートだと思います。

4セット目は2セット目と同じくアームカール。

5セット目はディップスで、1/1×8→3パルスx4の3セット目と同じコリオです。

トライ→バイ→トライ→バイ→トライと、こまめに入れ替わるトライバイならではのコリオになっています。

BP136のトライバイのようにトライ→バイと1回切り替えるだけで終わってしまうと60分クラスを短縮しただけのようになってしまうので、今回はトライバイならではの味が出ていると思います。

ランショル

前半の曲は「I Run (David Guetta Remix)」で、後半の曲は「I Run (HerShe & Roto Remix)」です。

前半と後半で曲が変わる驚きの2セット構成です。

ボディステップやボディバランスは2曲ひとまとめの構成になっている場合も多いですが、ボディパンプで今までありましたでしょうか。

1セット目前半は小さいプレートを2枚持ってリバースフライと、バックステップランジwithサイドレイズです。

1セット目後半は足を入れ替えてもう1周やります。

1セット目はランジの要素が少なめで、ほとんどショルダーといった印象。

2セット目前半は大きいプレートを1枚持って、ランジ3パルスwithショルダープレスx8の後、最後はスクワットプレスx16です。

2セット目後半は足を入れ替えてもう1周やります。

2セット目はショルダー要素が少なめで、ランジ要素はほどほど、スクワットプレスがメインになっています。

せっかく45分クラスでしかやらないランショルなので、ランショルっぽさをもっと出してほしかったというのが正直な感想です。

今回のようにスクワットプレスで追い込むようなコリオだと、そもそもランショルではなくバックのような印象になってしまいます。

ランジとショルダーだけで構成したとしても、BP132のようにランジパートとショルダーパートが別々になっていると60分クラスの短縮のようになってしまうので、BP135のようなランジとショルダーの複合コリオが続くようなトラックが良いですね。

総括

全体を通して一番キツいのはバイセプスで、次点はランジかショルダーでしょうか。

リカバリーを削ってレップ数を増やしたバイセプス、スローシングルや1/3/4などボトムポジションでのキープ時間を増やしたチェスト、シンプルコリオでプレート追加を促すバックと、強度アップのためのアプローチは多様です。

次回のBP139はどのようなワークアウトになるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。

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